移転価格問題への対応は、まずは自社(中国子会社)の移転価格リスクを把握することから始まり、当該リスクの評価は移転価格ローカルファイル。にまとめられます。中国における移転価格ローカルファイルは、関連者との有形資産取引が年2億元超の企業または無形資産、役務取引等が年4千万元超の企業及び限定的な機能リスクでありながら委託製造などで欠損状況にある企業に作成が義務づけられています。
POINT 弊社では、長年にわたり蓄積された豊富な実務と分析の経験に基づき、税務当局の要求事項を的確に把握し、中国の法規で要求される移転価格文書の作成を必要なだけ妥当な予算で効率的に実行します。移転価格文書の前半を構成する、会社の基礎情報、機能リスク分析では、会社の関係各部門の担当者に参画頂くことで、業務を効率的に進めることができます。比較分析作業についても、将来会社が独自に移転価格文書を作成できるように、弊社のアドバイザーが会社の担当者に作業のプロセスをご説明しながら進めることもできます。
弊社のローカルファイル作成の過程を通じて、是非、記載のポイントを体感して頂ければと思います。また、これからのローカルファイルは子会社単独で作成できるものではなく、本社との緊密な情報交換が必須となります。弊社は独立系ブティックファームの強みを生かして、本社のいかなるアドバイザーとも言語の壁もなく情報交換が可能です。
万一の場合の税務調査対応でも、各地当局と直接コミュニケーションを取り、問題を円滑に解決する体制を整えています。

貴社の税務リスク低減のための処方箋として是非ご検討頂きますようお願い申し上げます。